「冗談画報」
という楽しい番組があった
泉麻人
司会・泉麻人で、1985〜90年にフジテレビで放送された「冗談画報」。
お笑い芸人から、ミュージシャン、演劇人まで、若き才能のパフォーマンスを
ライブ形式で見せるという手法で、激戦の深夜帯に異彩を放った。
サブカルチャー的な演者も多く起用され、出演をきっかけにブレイクした新人も数多い。
およそ40年前の真夜中の熱狂を、裏側のエピソードや時代背景を交えながら描く。
【目次】
- プロローグ
- そして、コサキンのライブから始まった
小堺一機・関根勤
- コメコメとデーモンの登場
米米CLUB/聖飢魔II/バブルガム・ブラザーズ/ダディ竹千代&東京おとぼけCats/おかげ様ブラザーズ/TOPS/爆風スランプ スーパースランプ
- エンタメのレジェンドたち
斎藤晴彦/坂田明/団しん也/ビジーフォー 谷啓/サイジョーズ
- AB中山とナベプロの仲間たち
ABブラザーズ/ぐちっこダンサーズ(スクールメイツ)/ビッグサースデー
- トレンディーな日常コント
ちびっこギャング/パワーズ/ウッチャンナンチャン
- ショートコントとファンクの狭間で
ジャドーズ/Mr.マッチョカマチョ(田代まさし)
- 渋谷系笑芸人の拠点、「ラ・ママ」の新人コント大会
おきゃんぴー/ピンクの電話/チャイルズ/コントふらみんご/ペコちゃん/鮫島くん/笑組
- 東京ヴォードヴィルショーとワハハの人々
WAHAHA本舗
- シティボーイズの息子たち
ラジカル・ガジベリビンバ・システム/竹中直人・藤原ヒロシ/いとうせいこう/タイニー・パンクス/小林克也&ナンバーワンバンド
- ダウンタウンと関西芸ニューウェーブ
中島らも・キッチュ/笑福亭笑瓶/嘉門達夫/NGKシアターのアメリカン・ショー
- コミックフォークの世代
なぎら健壱/所ジョージ/ラサール石井/いんぐりもんぐり/田中義剛・高田文夫
- サブカル女芸人の台頭
清水ミチコ/野沢直子
- ナゴムレコードとテクノなロック
有頂天(ケラ)/筋肉少女帯+空手バカボン/ばちかぶり/戸川純とヤプーズ/サエキけんぞうとパール兄弟/ネオGS(ファントムギフト、コレクターズ、ストライクス)
- ショーパブとミュージカル
ダチョウ倶楽部/B21スペシャル/ショーパブ「KON」/タップチップス/アイ・ガット・マーマン
- 「冗談画報」終了と「冗談画報Ⅱ」の始まり
- シモキタ笑劇と「大人計画」の登場
劇団健康/鳶屋軽兵衛一族/カンコンキンシアター/遊◎機械 全自動シアター/劇団SHA・LA・LA/劇団20世紀急行/ビタミン大使ABC/佐藤正宏・柴田理恵/平成モンド兄弟/吹越満/大人計画/柄本明
- 爆笑問題と漫才コント新時代
爆笑問題/ビシバシステム/ズ・ビーム/テンション/山田雅人・森脇健児
- 新たなるピン芸
松村邦洋 片岡鶴太郎/松尾貴史/伊集院光/立川志の輔/伊藤多喜雄
- バブルなヤンエグの季節
リーマンズ/シャインズ
- イカ天ブームと冗談的バンド
フェアチャイルド/ゴーバンズ/東京少年/一番屋(カブキロックス)/大島渚(みうらじゅんバンド)/久住昌之&モダンヒップ/AVECS(内田春菊バンド)
- ラップの進化とラテンバンドの復活
スチャダラパー/ランキン・タクシー/河内家菊水丸/電気グルーヴ/ムスタングA・K・A/東京パノラママンボボーイズ/東京スカパラダイスオーケストラ
