昭和100年記念出版
日本の競馬史を彩った、偉大なる伯楽たちの軌跡。
突出した記録を残し、40人を超える弟子も育てた大調教師・尾形藤吉
最高傑作は五冠馬シンザン。数々の名言・放言でも知られた武田文吾
牝馬づくりの名人と謳われた東の稲葉幸夫、西の伊藤雄二
「馬は鍛えてこそ強くなる」の信念を、生涯貫き通した戸山為夫
史上唯一、親子1000勝調教師を達成した松山吉三郎と松山康久
─ほか、32人の功績を当時の記録や資料、証言からひもとく。
63歳で東京パラリンピックに出場、7位入賞。
JRAの元調教助手、宮路満英と妻の道行き。
第二の人生で大切なのは、〝出会い〟と〝やる気〟
47歳で脳卒中に倒れ、右半身の麻痺と高次脳機能障害を負ったJRAの元調教助手〝みやじぃ〟こと宮路満英。心優しき仲間や理学療法士のサポートを受け、リハビリの一環として乗馬やスキー、マラソンにも積極的に取り組む。やがて、〝コマンダー〟を務める妻とともに、本格的なパラ馬術競技の世界へ足を踏み入れ、「根気」と「やる気」で、リオ、東京と二つの大舞台に立つ。ユーモアを絶やさず、馬とともに生きる二人の、挑戦の日々を追う。
<この本の特徴>
●高級魚とは
この本では「卸売市場での仲卸値が、1キロあたり2,000円以上の魚」が基準。値はあくまでも卸値であり、小売値はその倍以上になることもある。また、時季、産地、鮮度などの条件次第で、同じ種の魚でも値は大きく変わる。
●高級魚を5つのカテゴリーに区分
●高級魚について、わかること
●フジノオー
1959年生まれ、栗毛。父ブリッカバック、母ベルノート。日本最高峰の障害レース、中山大障害で4連覇を達成。その後、日本の競走馬として初めてヨーロッパに遠征。1966年、イギリスのグランドナショナルに挑戦。翌年、フランスでふたつの勝星を挙げた。
●グランドナショナル
イギリスのエイントリー競馬場で行われる障害レース。距離は約6907メートル、延べ30の障害を飛越する過酷な競走。その人気と注目度はイギリスのレースの中でも群を抜き、「ダービーを10回勝つより、グランドナショナルを1回勝ちたい」という言葉もある。
1980年代。
あの「稀有な」時代が体感できる絶品コラム集
1980年にコラムニスト・デビューした著者が、その活動初期に「週刊文春」「スタジオ・ボイス」「週刊平凡」をはじめとする雑誌や、新聞などに発表した数多のコラムの中から、特に「80年代のオンタイム感」の出た157本を精選。当時の時代状況の解説なども加筆されています。
おもしろ軽チャー時代のコラム テクノ・ブリッコ・女子大生……
ニューメディア時代のナウたち さんま・キャバクラ・スーパーマリオ……
バブル前夜のナウたち エイズ・マドンナ・ウォーターフロント……
バブルピークなナウたち ボディコン・ドラクエ・Wアサノ……
1990年、平成初頭のナウたち 森高・下北・エコロジー……
人とダービー馬のつながり、美しさと強さで魅了した名牝、歴史に残る穴馬や個性派名馬、スプリンターの変遷、そして、馬をつくる男たちとキタサンブラックの物語……。
いまも多くのファンに語り継がれる22頭の名馬が登場。
*『優駿』2017年7月号〜9月号、2017年12月号〜2018年2月号「キタサンブラック物語」を加筆修正のうえ構成。
競馬の隠し味。
意外なジンクス、不滅の法則、血統の魔力、ありえない記録、心和むエピソード……。
記録やデータから浮かび上がってくる不思議な因果関係や巡り合わせを、53編のストーリーに仕立てたトリビア集。
● ダービー馬より、その後すごいのはダービー2着馬
● いつもディープ産駒を連れてくるハーツクライ産駒
● 5歳で桜花賞馬を、20歳でダービー馬を産んだ名牝
● 最少体重優勝馬と最高体重優勝馬の体重差は288㎏
● 馬名が「ム」「ユ」「ヨ」で始まるGⅠ馬はまだいない
● ヘビ年の三冠レースはなぜか勝ち馬がバラバラ
● 20万センチ走って、2センチ差だった平成の名勝負
● 「勝負弱い」父から「勝負強い」子が出る不思議
● デアリングタクトの祖母二頭は桜花賞で戦っていた
● 父子制覇のダービーで、父子二代最下位を記録した馬 etc.
競馬はだんぜん、深掘りしたほうが面白い!