三賢社

昭和の名調教師 (競馬ポケット④) 江面弘也

定価:本体1200円+税
新書判(H173×W113) 並製
280ページ
ISBN978-4-908655-26-5 C0075
発行:三賢社

昭和の名調教師 (競馬ポケット④)

江面弘也

昭和100年記念出版
日本の競馬史を彩った、偉大なる伯楽たちの軌跡。

突出した記録を残し、40人を超える弟子も育てた大調教師・尾形藤吉
最高傑作は五冠馬シンザン。数々の名言・放言でも知られた武田文吾
牝馬づくりの名人と謳われた東の稲葉幸夫、西の伊藤雄二
「馬は鍛えてこそ強くなる」の信念を、生涯貫き通した戸山為夫
史上唯一、親子1000勝調教師を達成した松山吉三郎松山康久

─ほか、32人の功績を当時の記録や資料、証言からひもとく。

<本書に登場する32人の名調教師>

  1. 01尾形藤吉 「大尾形」と呼ばれた大調教師
  2. 02伊藤勝吉 東に尾形あれば、西に伊藤あり
  3. 03田中和一郎 著名人馬主に初代三冠馬と幻の馬
  4. 04大久保房松 91歳まで現役だった競馬界の大長老
  5. 05武田文吾 競馬丸のため生きた武文親分
  6. 06藤本冨良 経営者感覚をもった厩舎人
  7. 07稲葉幸夫 「牝馬づくりの名人」は競馬界の紳士
  8. 08松田由太郎 無口で無愛想でも馬主の信頼は厚く
  9. 09上田武司 「炭鉱王」がスポンサーの大厩舎
  10. 10増本勇 生家の生産馬でダービーを制す
  1. 11中村広 「1000勝調教師の壁」は厚かった
  2. 12橋本輝雄 騎手と調教師でダービーに勝った最後の男
  3. 13久保田金造 調教師兄弟3人でダービー、オークス制覇
  4. 14松山吉三郎 まじめで、頑固で、辛抱強く
  5. 15矢野幸夫 調教師というより、馬の整体師として
  6. 16佐藤勇 史上唯一の「騎手500勝、調教師1000勝」
  7. 17境勝太郎 調教師人生は「サクラ」色
  8. 18二本柳俊夫 大馬主にも媚びなかった関東の重鎮
  9. 19夏村辰男 競輪選手、キャバレー経営から調教師に
  10. 20布施正 だれからも尊敬された「三冠調教師」
  11. 21浅見国一 競馬界の常識を変えたアイデアマン
  1. 22小林稔 我慢を重ねて天下統一
  2. 23伊藤修司 偉大な父伊藤勝吉を超えて
  3. 24服部正利 短距離馬の道を開いた変革者
  4. 25内藤繁春 優駿牧場と史上最多の出走回数
  5. 26戸山為夫 馬は鍛えてこそ強くなる
  6. 27大久保正陽 逃げ馬、個性派、三冠馬
  7. 28奥平真治 「トウショウ」と「メジロ」で時代を築く
  8. 29瀬戸口勉 オグリキャップで花開いた調教師人生
  9. 30伊藤雄二 牝馬で勝ちとったGⅠ10勝、重賞43勝
  10. 31池江泰郎 メジロマックイーンからディープインパクトへ
  11. 32松山康久 史上唯一の親子「1000勝調教師」
新刊
名馬を読む4 江面弘也

定価:本体1800円+税
四六判上製 298ページ+カラー10ページ
ISBN978-4-908655-25-8
発行:三賢社

名馬を読むシリーズ
1〜3巻の詳細はこちら

名馬を読む4

江面弘也

馬と人の物語

悲運のダービー馬キーストン
サクラローレル&マヤノトップガン年度代表馬の激闘
香港GⅠ3勝。アジアの王者モーリス
元祖二刀流と呼ばれたマルチランナーアグネスデジタル
史上最強の天才牝馬アーモンドアイ
……ほか、よみがえる34頭の蹄跡。

  • 電子書籍 名馬を読む4 江面弘也
やってみたらええやん パラ馬術に挑んだ二人 和田章郎

定価:1500円+税
四六判 並製
224ページ+カラー口絵4ページ
ISBN978-4-908655-24-1 C0095
発行:三賢社

やってみたらええやん 
パラ馬術に挑んだ二人

和田章郎

絶望のあとを、どう生きるか

63歳で東京パラリンピックに出場、7位入賞。
JRAの元調教助手、宮路満英と妻の道行き。

第二の人生で大切なのは、〝出会い〟と〝やる気〟

47歳で脳卒中に倒れ、右半身の麻痺と高次脳機能障害を負ったJRAの元調教助手〝みやじぃ〟こと宮路満英。心優しき仲間や理学療法士のサポートを受け、リハビリの一環として乗馬やスキー、マラソンにも積極的に取り組む。やがて、〝コマンダー〟を務める妻とともに、本格的なパラ馬術競技の世界へ足を踏み入れ、「根気」と「やる気」で、リオ、東京と二つの大舞台に立つ。ユーモアを絶やさず、馬とともに生きる二人の、挑戦の日々を追う。

●宮路選手の足跡

  1. 1957年鹿児島生まれ。3歳で大阪市に転居する
  2. 1980年JRA調教助手となり、宇田明彦厩舎に所属。グローバルダイナを担当
  3. 1981年裕美子さんと結婚
  4. 1994年森秀行厩舎に転籍。GⅠ馬、レガシーワールドを担当
  5. 1997年シーキングザパール(武豊騎手騎乗)でアメリカのGⅠレースに遠征
  6. 2005年職場で脳卒中に倒れ、重い後遺症が残る
  7. 2006年リハビリの一環として乗馬を再開する
  8. 2008年ホノルルマラソンに挑戦、完走。同じく病と闘う宮川大助・花子師匠と出会う
  9. 2010年「全国障がい者馬術大会」でパラ馬術競技デビュー
  10. 2013年北杜市小淵沢の大木道子コーチに師事する
  11. 2015年「JAPAN OPEN パラ馬場馬術競技会」で優勝。欧州転戦のためオランダに渡る
  12. 2016年リオパラリンピック出場。滋賀県の「しがスポーツ大使」に就任
  13. 2021年東京パラリンピック出場 個人規定7位入賞
  14. 2022年デンマーク世界馬術選手権出場
  15. 2023年現在 2024年のパリパラリンピック出場を目指し海外遠征中
GI戦記(競馬ポケット③) 軍土門隼夫

定価:本体1200円+税
新書判(H173×W113) 並製
320ページ
ISBN978-4-908655-23-4 C0075
発行:三賢社

GI戦記
(競馬ポケット③)

軍土門隼夫

現場の熱、息吹、歓声がよみがえる
渾身のレースレポート48

GⅠレースを現場で取材し、その興奮もさめやらぬ「レースの直後」に書き上げた、生々しい戦いの記録がここに。雑誌『優駿』で、2008~2022年に掲載された記事から精選。

日本馬が最も勝利に近づいた凱旋門賞(2010年 凱旋門賞)
ジェンティルドンナvs.オルフェーヴルの死闘(2012年 ジャパンC)
王者キタサンブラックのさらなる進化(2017年 大阪杯)
デアリングタクト牝馬三冠への軌跡(2020年 桜花賞・オークス・秋華賞)
白毛馬ソダシの復活劇(2022年 ヴィクトリアM)……ほか全48本を収録。

  • 電子書籍 GI戦記 軍土門隼夫
ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典 ぼうずコンニャク 藤原昌髙

定価:本体1800円+税
四六判 並製 360P+カラー16P
ISBN978-4-908655-22-7 C2077
発行:三賢社

ぼうずコンニャクの
日本の高級魚事典

ぼうずコンニャク 藤原昌髙

「市場価値の高さ」にフォーカスした、はじめての「高級魚」の本。
ぼうずコンニャクが、全国の産地や市場を巡り、自分の舌で確かめた
究極のうまい魚・137種を解説。

<この本の特徴>

●高級魚とは
この本では「卸売市場での仲卸値が、1キロあたり2,000円以上の魚」が基準。値はあくまでも卸値であり、小売値はその倍以上になることもある。また、時季、産地、鮮度などの条件次第で、同じ種の魚でも値は大きく変わる。

●高級魚を5つのカテゴリーに区分

  1. ①伝統的高級魚 明治期以前から全国的に知られ、料理店でもよく使われる魚。
    アイナメ、サヨリ、カサゴ、タイ、メバルetc.
  2. ②古参高級魚 1980年代以前から高値をつけていた魚。
    アカムツ、アマダイ、カイワリ、カワハギ、クエetc.
  3. ③新参高級魚 2000年前後から値を上げた魚や、嗜好の変化により値上がりした魚。
    キチジ、スマ、チャイロマルハタ、フエダイ、マサバetc.
  4. ④地域的高級魚 「関西だけ」「東京だけ」といった地域的な高級魚。
    アオダイ、キュウセン、サクラマス、ババガレイ、ヒメダイetc.
  5. ⑤地域限定高級魚 珍しくて流通量も少なく、非常に限られた地域での高級魚。
    アブラボウズ、イサザ、エツ、カタクチイワシ、ホンモロコetc.

●高級魚について、わかること

  • ・分類、生息域、生態、産地、地方名などの基本情報
  • ・卸値、小売値の相場がつかめる
  • ・漁港や市場での生の声が聞ける
  • ・食文化としての歴史が見わたせる
  • ・うまさの個性とおすすめの食べ方がわかる
  • ・高級魚を買える場所、買う方法が見つかる
  • 電子書籍 ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典 ぼうずコンニャク 藤原昌髙
そしてフジノオーは「世界」を飛んだ 辻谷秋人

定価:本体1400円+税
四六判 並製 224P+口絵4P
ISBN978-4-908655-21-0 C0075
発行:三賢社

そしてフジノオーは「世界」を
飛んだ

辻谷秋人

日本最高峰の障害レース・中山大障害を4連覇し、
初めてヨーロッパに遠征した一頭のサラブレッドと
その挑戦を支えた人びとの、心を打つストーリー。

●フジノオー
1959年生まれ、栗毛。父ブリッカバック、母ベルノート。日本最高峰の障害レース、中山大障害で4連覇を達成。その後、日本の競走馬として初めてヨーロッパに遠征。1966年、イギリスのグランドナショナルに挑戦。翌年、フランスでふたつの勝星を挙げた。

●グランドナショナル
イギリスのエイントリー競馬場で行われる障害レース。距離は約6907メートル、延べ30の障害を飛越する過酷な競走。その人気と注目度はイギリスのレースの中でも群を抜き、「ダービーを10回勝つより、グランドナショナルを1回勝ちたい」という言葉もある。


  • 電子書籍 そしてフジノオーは「世界」を飛んだ 辻谷秋人
泉麻人自選 黄金の1980年代コラム 泉麻人

定価:本体2200円+税
四六判 並製 496P
ISBN978-4-908655-20-3 C0095
イラスト・渡辺和博
発行:三賢社

泉 麻人自選 黄金の1980年代コラム

泉麻人

1980年代
あの「稀有な」時代が体感できる絶品コラム集

1980年にコラムニスト・デビューした著者が、その活動初期に「週刊文春」「スタジオ・ボイス」「週刊平凡」をはじめとする雑誌や、新聞などに発表した数多のコラムの中から、特に「80年代のオンタイム感」の出た157本を精選。当時の時代状況の解説なども加筆されています。

おもしろ軽チャー時代のコラム テクノ・ブリッコ・女子大生……

ニューメディア時代のナウたち さんま・キャバクラ・スーパーマリオ……

バブル前夜のナウたち エイズ・マドンナ・ウォーターフロント……

バブルピークなナウたち ボディコン・ドラクエ・Wアサノ……

1990年、平成初頭のナウたち 森高・下北・エコロジー……

  • 電子書籍 泉 麻人自選 黄金の1980年代コラム
名馬を読む3 江面弘也

定価:本体1700円+税
四六判上製 292ページ+カラー10ページ
ISBN978-4-908655-19-7 C0075
発行:三賢社

名馬を読む3

江面弘也

よみがえる名馬の記憶、
競馬を活字で楽しむ好評シリーズ第3弾。

人とダービー馬のつながり、美しさと強さで魅了した名牝、歴史に残る穴馬や個性派名馬、スプリンターの変遷、そして、馬をつくる男たちとキタサンブラックの物語……。
いまも多くのファンに語り継がれる22頭の名馬が登場。

●本書の内容

  1. 第1章人とダービー馬の話
    ヒカルイマイ/カブラヤオー/ウイニングチケット/ネオユニヴァース/キングカメハメハ
  2. 第2章きれいな牝馬は、好きですか
    タマミ/シスタートウショウ/ヒシアマゾン/メジロドーベル/スティルインラブ/ブエナビスタ
  3. 第3章この馬、予想不可能につき
    カブトシロー/ギャロップダイナ/ダイユウサク/ヒシミラクル/ゴールドシップ
  4. 第4章「最優秀短距離馬」という勲章
    メイズイ/ニッポーテイオー/サクラバクシンオー/デュランダル/ロードカナロア
  5. 第5章キタサンブラックをつくった男たち <特別編>
    第一話 誕生
    第二話 成長
    第三話 戴冠
    第四話 有終

*『優駿』2017年7月号〜9月号、2017年12月号〜2018年2月号「キタサンブラック物語」を加筆修正のうえ構成。

  • 電子書籍 名馬を読む3
衝撃の彼方 ディープインパクト 軍土門隼夫

定価:本体1500円+税
四六判上製 216ページ+カラー4ページ
ISBN978-4-908655-18-0 C0075
発行:三賢社

衝撃の彼方 ディープインパクト

軍土門 隼夫

追憶のディープ、17年127日の生涯。

2019年7月30日、突然この世を去ったディープインパクト。
競走馬として、そして種牡馬として偉大な足跡を残した歴史的名馬の一生を、
関係者への丹念な取材を通してよみがえらせた渾身のノンフィクション。

*本書は『優駿』2020年4月号〜2021年1月号に掲載された連載「名馬の一生 ディープインパクト」を加筆・修正して構成しました。


  • 電子書籍 泉 麻人自選 黄金の1980年代コラム
第5コーナー競馬トリビア集(競馬ポケット②) 有吉正徳

定価:本体980円+税
新書判(H173×W113) 並製
256ページ
ISBN978-4-908655-17-3 C0075
発行:三賢社

第5コーナー
競馬トリビア集 (競馬ポケット②)

有吉正徳

競馬の隠し味。

意外なジンクス、不滅の法則、血統の魔力、ありえない記録、心和むエピソード……。

記録やデータから浮かび上がってくる不思議な因果関係や巡り合わせを、53編のストーリーに仕立てたトリビア集。

● ダービー馬より、その後すごいのはダービー2着馬
● いつもディープ産駒を連れてくるハーツクライ産駒
● 5歳で桜花賞馬を、20歳でダービー馬を産んだ名牝
● 最少体重優勝馬と最高体重優勝馬の体重差は288㎏
● 馬名が「ム」「ユ」「ヨ」で始まるGⅠ馬はまだいない
● ヘビ年の三冠レースはなぜか勝ち馬がバラバラ
● 20万センチ走って、2センチ差だった平成の名勝負
● 「勝負弱い」父から「勝負強い」子が出る不思議
● デアリングタクトの祖母二頭は桜花賞で戦っていた
● 父子制覇のダービーで、父子二代最下位を記録した馬 etc.

競馬はだんぜん、深掘りしたほうが面白い!